今日は常連様と
Devil Clubの今後の遊び方の
意見交換。
観劇、お花見など
ヴィンテージウェアを纏い
様々な遊びをしたいですね。
とても楽しい時間でした。
いつもありがとうございます。
本日のご紹介は
大変希少なヴィンテージシャツ。












1930's European Vintage Shirt
size L
1930年代前後のヴィンテージシャツ。
イタリア買付のユーロヴィンテージ。
素晴らしいコンディション。
サイズ表記は40。
サイズ表記一つにしても
ヨーロッパのどの国かで
全く大きさが変わってしまい
フランス40だとSサイズ
イタリアとドイツだと40は無く
イギリスだと、アメリカ同様の40に。
実寸を計するとUS40-42ほどの
サイズ感でしょうか。
肩幅が45cmであり
ショルダー次第になりますので
ここもご参考に。
素材表記は無く
おそらくコットン製。
古い紡績機や織機で生み出された
布の豊かな質感は
この時代の特徴であり
この布を求めて
現代のブランドも
稼働可能な古い機械を探しているほど。
縫製にも注目して欲しいのですが
これは別の機会のお話に。
シャツに話は戻り
この時代のドレスシャツは
付け襟が基本。

1920-1930's Art Poster
このアートを見るだけで
1920-1930年代の男前な時代を
夢想出来ることでしょう。
映像で見たい方は
映画『Godfather 2』がお勧め。
お父さんの若かりし頃の
成り上がっていく映像が出てきますが
その衣装を観れば
想像し易いかと。
また
ドレス、タキシードシャツは
ボタンがスタッズという
取り外し可能な金属アクセサリーであり、
袖口のカフリンクスも
豪華なモノで飾り立てます。
こちらのシャツは
元々付属していた
プラスチック製のモノを
そのままにしています。

画像のカフリンクスは
試しに1900年代初頭の
アンティークを飾り立ててみました。

ベスト着用も
同じ年代のモノを合わせた
スタイリングの参考に。
相性が狂ったように
素晴らしいですね。

胸下にある
ちょろっとしたベルトは
前合わせのホールを潜り
ズボンに取り付けます。
これにより
シャツの裾がスボンから
出ないという仕掛け。
個人的に
ヴィンテージの白シャツは
もっと蒐集したいアイテム。
同時代のジャケットやスーツを
スタイリングする際に
とてつもない破壊力を
発揮するからです。
原理が分かっていても
当然とも言うべきか
別時代のヴィンテージシャツを
挑戦して合わせてみても
素材感や空気感がしっくりきません。
まさにヴィンテージホワイトシャツは
名脇役。
名脇役あっての
名主役であるジャケットやスーツが
活きるのでしょう。
しかしながら
ホワイトヴィンテージの現存は
長い年月での保管管理が
特に難しいアイテムでもあるので
今回のような
素晴らしきコンディションのヴィンテージは
まさに逸品と呼べるモノ。
マイサイズを見つけた際は
必ず確保しておきましょう。